なーのブログ

nan1sa の個人ブログ

Mastodon サーバーを建てて1ヶ月が経った

2023-03-08 雑記

最初は頑張ってそれっぽい技術記事に仕立てようと思ったんですけど、なーのよわよわな頭じゃ無理でした。なので、それっぽい記事を書きます。許して。

要約

なんかだらだら書いたら自分でも何を言ってるのか分からなくなったので、最初に要約を書いておきます。以下の内容はこれを薄く伸ばした内容です。よろしくお願いします。

  • Discord みたいなコミュニティ感がありつつ Twitter みたいに使えるのがいい
  • 自分のドメインで管理しつつ投稿ごとに公開範囲を指定できるのがブログと相性がいい
  • 分散型は目的を達成するための手段であり、過度に執着するべきではない

Twitter 以上 Discord 未満の居場所

最近っていわゆる壁打ちだったりコミュニティだったりみたいな居場所を作る手段として主流なのは Discord だと思うんです。たぶん。実際、なーも何度か『なーさーばー』っていう名前で Discord サーバーを作りました。壊したけど。

なぜ壊したかと言うと、なんかよくわかんなかったからっていうのと閉塞感が嫌だったからなのかなって思います。『なんかよくわからなかった』っていうのは、多分チャンネルっていう概念がなーには合わなかったんだと思います。

なーが属している雑談コミュニティ(?)が Discord にあるんですけど、study とか lang とか times みたいなカテゴリーがあるんです。で、なーさーばーも真似して色々なカテゴリーを作りました。gohan とか travel とか kawaii とか。ただ、次第に「この話題はどこに出すべきなんだろう」って考えるのが嫌になってサーバーごと壊しました。

なー以外が管轄しているサーバーなら困ったら times に逃げ込めばなんとかなるけど、なーが管理しているとなるとサーバーの活性化もしたいしってなってでもカテゴリーの管理も嫌だしってなって次第に面倒になるのでそれなら壊しちゃおうかなって。

ただ、居場所は Twitter 以外にも欲しかったんです。最近の Twitter だっていつ “壊れる” かわからないし、それならさいごだって自分で決められるチラ裏が欲しいなって。それで作ったのがお一人様 Mastdon サーバーなーさーばーです。

あと、Mastodon は違うサーバーの人とも繋がれるから一人にならなくて済むっていうのも大きかったです。寂しいのはつらいから、つらくならなくていいのは嬉しいです。

ブログ別館みたいな扱いができるのがいい

そりゃそうなんですよ、ミニブログなんですから。ただ、Twitter と大きく違うのは自分のドメインで自分の管理の元でホスティングしているということです。自分の投稿を自分のドメインで管理下に置けるって、WordPress みたいな CMS とは見た目が違うだけで本質的には同じっぽく感じたのがいいなという感じです(?

あと、投稿ごとに公開範囲を指定できるのがめっちゃいい。普段の投稿というかライフログとかはフォロワーさん限定にしつつ、こんなの食べたよ〜とか新しいおもちゃ買った〜とかシナモンくんかわいい〜みたいな投稿だけ公開できるのがいいです。

Mastodon 建ててすぐの記事にも書いたんですけど、なーさーばーはチラ裏として建てたのと同時に画像アップローダーとして使えたらいいな〜っていう企み(?)もあって建てました。そのため、必要な投稿だけ公開して記事に埋め込むみたいな使い方ができるのがすっごく嬉しくて、建ててよかったな〜って思っています。

いわゆる『分散型』は目的ではなく結果

Mastodon とか Misskey とかっていわゆる『分散型 SNS』として知られています。さっきも言った通り、違うサーバーでも繋がれるから中央集権にならない!みたいな売り文句で布教されてたりする。

なーも半分くらいは同意します。自分でサーバーさえ建てれば法律とサーバーの利用規約以外から縛られることはありませんし、誰が何と言おうと管理者は自分自身なのである程度は好きなように振る舞えます。もちろん周りのサーバーの方に迷惑をかければドメインブロックされるんですけど。

ただ、サーバー建てるのって手間もお金もかかります。最近でこそ Cloudflare が自社サービスで動く Mastodon 互換実装を作ったり Mastodon 互換じゃないにしろ ActivityPub で相互に通信できる Pleroma みたいな軽量な実装がありますが、ある程度まともにサーバーを運営しているとお金がかかります。

なーさーばーはお一人様ですが、特に意味もない大量の文字列と画像をホスティングするために月15ドルほどサーバー業者さんに貢いでいます。しかも手間もかかる。わざわざ手間とお金を払ってまで SNS を使いたい人ってそうそういないと思うんです。

だから Misskey.io さんだったり Fedibird さんみたいな大手サーバーにユーザーが集中するんです。でも、個人的にはそれはそれでアリなのでは?と思っています。

だって Mastodon も Misskey も本質的には OSS の SNS しかないわけで、ライセンスに従っている限り好きに使えるんですから。それと同時に、ローカルタイムラインという仕組みがある以上「ここのサーバーにはこういう人が集まるから登録したい」っていうのが表われるのも当然なわけで、それを否定するならそもそも SNS を使うこと自体が間違いなのでは?という暴論になってしまう気がします。

結局、自分の管理下に置けるサーバーを運営しつつも他のサーバーの人と繋がりたいみたいな要求を実現する目的を実現する手段として分散型 SNS があるだけで、分散型という要素に過度に執着するのは良くないんじゃないかなって思います。

最近も「分散型 SNS にローカル限定投稿があるのはどうなのか」みたいな議論がありましたけど、分散型云々以前に選択肢が多いことは悪いことではないんじゃないかなって思いました。まあ自分のサーバーからフォロー関係なく見れないのは寂しいけど、ローカル限定にするって投稿者が選択した以上は何かしらの理由があるのだから尊重すべきなのかな、と。

まとめ

結局、自分の居場所を作りつつ人に構ってもらえるってことが両立できる仕組みっていいなって思いました。半年くらい運営したらまたなんか書きます。この記事は脳死で書いたので、明らかにおかしいっていう内容があったら Twitter でも Mastodon でも Discord でもいいので気軽に言ってくれると嬉しいです。おしまい。